「世界の果てに見えるもの」
遠藤 励 写真・インスタレーション
会期:2024年10月18日(金)より10月27日(日)まで
場所:長野県大町市ギャラリーいーずら
時間:11:00-18:00 会期中無休・入場無料
本作品展は2017年より写真家 遠藤 励が継続しているプロジェクトからの企画展です。遠藤はこれまでにグリーンランドとシベリアの先住民と交流を重ねています。展示ではグリーンランドの先住民の狩猟に焦点を当て、彼らの生活を追体験するなかで収めた写真と狩猟具を使ったインスタレーション、また、現地で録音したフィールドレコーディングの音源を交え空間を創造します。
◇2024年日本写真協会賞新人賞
◇第七回笹本恒子写真賞受賞作品
北アルプスの麓に生まれ、スノーボードの世界に没頭した私は、幼少から見てきた雪国での身近な気候の変化から「雪」が地球環境を反映していることに気づきました。こうした背景から気候変動の影響が最も大きいとされる北極圏に関心を持ち始め、その地域に残存していた狩猟民や遊牧民の暮らしを追い求めてきました。私が近年このプロジェクトに注力している理由は、日本人とルーツを共有する北極先住民の伝統様式が急速に失われつつあるからです。特に、原始的な生活とその変化を探ることで、我々の消費行動が彼らの生活や環境に与える影響を見つめ直していきたいと思いました。これまで信州の雪や自然と対峙してきた中で得た感動や学びは、私の創作活動の基盤です。今でも厳冬期の雪山に分け入るときの感動は何ものにも代え難いものがあります。写真を通して人と自然を繋ぐ存在であり続けたいと思います。
会場アクセス:
信濃大町駅より本通りを北に徒歩5分。関東からお越しの際は信濃大町駅直通・特急あずさが便利です。
お車でお越しの際は安曇野ICより約30分。会場に無料駐車場がございます。
会期中は大町市にて「北アルプス国際芸術祭」も行われていますので併せてお楽しみください。
ギャラリー所在地:長野県大町市大町3300-1 2F
主催:大町市教育委員会生涯学習課
電話:0261-22-0420 内線622
信濃大町駅より本通りを北に徒歩5分。関東からお越しの際は信濃大町駅直通・特急あずさが便利です。
お車でお越しの際は安曇野ICより約30分。会場に無料駐車場がございます。
会期中は大町市にて「北アルプス国際芸術祭」も行われていますので併せてお楽しみください。
ギャラリー所在地:長野県大町市大町3300-1 2F
主催:大町市教育委員会生涯学習課
電話:0261-22-0420 内線622